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日産自動車ニュースリリースから

日産自動車、2018~2019年シーズンからフォーミュラEに参戦
日産nismo
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:西川 廣人)は25日、2018年より、日系自動車メーカーとして初めて、電気自動車フォーミュラカーレース「FIAフォーミュラE選手権」に参戦することを発表しました。

拡大を続けるフォーミュラEシリーズに参戦することで、日産は、クルマがエネルギーをどのように使い、どのように走り、そして社会とどのようにつながっていくのか、という3つの柱から成る同社の「ニッサン インテリジェント モビリティ」のメッセージを世界中に広めるためのグローバルプラットフォームを得ることになります。

「力強い加速や高い操縦性など電気自動車ならではの運転する楽しさを究極の形で伝えるため、日産は世界初のEVレースであるフォーミュラE選手権に参戦します。長いモータースポーツの歴史を持つ日産が日系自動車メーカーとして初めて、同選手権に参加することは、『ニッサン インテリジェント モビリティ』を次世代のレースファンに伝えるグローバルプラットフォームを得たということです。」と、日産のグローバルマーケティング&セールス、ゼロエミッションビークル、バッテリービジネス、MC-Japan/A&O (日本・アジア・オセアニア事業)担当副社長のダニエレ スキラッチは述べました。

日産は、先月、新型「日産リーフ」を発表し、量産ゼロ・エミッション車におけるトップブランドの地位をさらに強固にしました。同車は、5ドア100%電気自動車の第2世代として、運転支援機能を含む革新技術を搭載しています。

新型「日産リーフ」の初代モデルは、手頃な価格のゼロ・エミッションモビリティの草分けとして2010年に発売されました。同車は、グローバルで累計28万台以上を販売し、世界で最も売れている電気自動車となっています。排出ガスを一切出さない「日産リーフ」の累計走行距離は35億キロを超えています。

スキラッチは、「日産のDNAには、電動モビリティの技術革新における豊富な経験だけでなく、モータースポーツにおける長い成功の歴史があります。この2つの重要な要素を持つフォーミュラEに参戦することは、当社にとって自然なことです。」と付け加えました。

2014年に開幕したFIAフォーミュラE選手権は、さまざまなチームやメーカーが世界各地の大都市に設置されたストーリトサーキットで、100%電動パワートレインの性能を競い合うグローバルレースです。

「日産の選手権への参加は、フォーミュラEにとって記念すべきことです。なぜならば、フォーミュラEは新しいメンバーを得ると同時に、日系メーカーの初参戦により、電動化がグローバルな流れであることを証明するからです。日本は最新技術開発の最前線であると共に、フォーミュラEのファンがたくさんいます。持続可能なモビリティへの変化は、進行中であり、これからも続くでしょう。私は、日産ロゴを付けたマシンを第5シーズンから見ることを楽しみにしています。」とフォーミュラEの創設者兼CEOのアレハンドロ アガグ氏は語りました。

日産は、アライアンスパートナーのルノーと共に、今までの経験や開発されたものを活用しながら、競争力を高めるために、ルノー、三菱自動車と協力し、シナジーの最大化を目指します。

日産は、新たなシャシーとバッテリーが導入される予定の2018年末に開幕する第5シーズンより参戦します。

第4シーズンは今年12月から来年7月まで、香港、ベルリン、パリ、ニューヨーク、モントリオールなど世界各地の主要都市で開催されます。

日産のフォーミュラE参戦に関する詳細は、第5シーズンの開幕が近づきましたらお知らせいたします。

    
    
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日産、来季からフォーミュラEに参入か?

フォーミュラEのルノーは、エントリーを日産に引き継ぐ可能性があるとmotorsport.comが報道。
フォーミュラE、日産
motorsport.comから
フォーミュラEの2016/17シーズン、ルノーe.ダムスのセバスチャン・ブエミは6戦中5勝を挙げるなど絶好調だが、マニュファクチャラーであるルノーはそのエントリーを日産へ譲る可能性があるようだ。
ルノーと日産の提携は、世界最大の自動車パートナーシップのひとつだ。
両者はフランスと日本向けにどのようにモータースポーツプログラムを運用するのがベストか、議論してきた。
ルノーは、フォーミュラEの2015/16シーズンに参戦しているのに加え、資金難に陥ったロータスを買収する形で、昨年からF1へワークスチームとしての参戦を再開した。
F1チームの再建には、ルノーの拠点であるエンストンでの大規模な人員追加や、エンジン開発が行われているヴィリ・シャチオンへの資金注入が必要となる。
2016年には、ルノーは推定1億5000万ポンド(約214億2800万円)を費やしたとみられ、そのうちの約半分、8000万ポンドの資金を自己調達したようだ。
成功を収めているフォーミュラEのプログラムを停止させることで、それに1000万ポンド以上を追加できるとみられている。
一方、日産はLMP1プロジェクトを立ち上げたものの、ル・マン24時間レースに1度参戦したのみで、この計画は2015年末までに失敗に終わっており、主力のモータースポーツプログラムを探している状態だ。
世界最大の電気自動車販売会社のひとつとして、ルノーの代わりにフォーミュラEに参入するというのは、両者の提携にとっても理想的な選択肢となるだろう。
まだ何の決定も保証もされていないものの、フォーミュラEに参入する最初の日本自動車メーカーとなるであろう日産は、来シーズンにもルノーから参戦を引き継ぐと、motorsport.comは見ている。
motorsport.comが日産の広報担当者にこの件について尋ねると、「憶測についてはコメントしない」との返答があった。
2017/18シーズンに向けて、フォーミュラEのパワートレイン(モーター、インバータ、ギヤボックス)の開発とホモロゲーションのプロセスはすでに始まっている。
これらのパワートレインは、昨年の夏にルノーと2年間のカスタマー契約を結んだ、テチータにも供給される必要が有る。

    
    
        
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