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いよいよマイアミePrix

フォーミュラE 第5戦マイアミ

マイアミはアメリカ・フロリダ州の南端に位置する湾岸都市で、美しいビーチはもちろん、イルカショーが人気のマイアミ水族館、トロピカルバードが生息するジャングル・アイランド、アールデコ歴史地区をはじめとした歴史的建造物などがあり、北米の中でも最も観光客の多い都市として有名。
ハワイと同緯度で、年間を通して暖かい。
マイアミ水族館
多くの人のマイアミのイメージは、セレブがあふれるビーチ、雲のない空、終わりのないパーティー、北米では珍しいラテンの趣、といったところだろう。
おそらくそれは当たってはいるがそれ以上である。
マイアミを訪れる人はビーチやパーティー以外の事でマイアミに惚れ込んでしまう。
成長するアートの中心地、文化の多様性、市のいたる所が興味深い街だ。

マイアミePrix
マイアミePrix
コースは、街のビル群を背景にしたビスケーン・ベイの海岸線に沿って設置される。
全長2.17Kmのコースには8つのコーナーが設けられ、コースデザインで有名なアイェサによって設計された。
いくつもの長いストレートと90度のコーナーがあり、ピットラインは周回途中のコーナー6にあるというユニークなデザインになっている。
またコースはマイアミのダウンダウンの真ん中、マッカーサーコーズウェイの下で、NBAバスケットボールチーム、マイアミヒートのホームであるアメリカン・エアライン・アリーナの周りに特設される。

    
    
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ファンブースト、現在のトップ3

ファンブースト
ファンブースト

1位
ジャンエリック・ベルニュ(アンドレッティ)
2位
ブルーノ・セナ(マヒンドラレーシング)
3位
ニック・ハイドフェルド(ヴェンチュリー)

このままだと、前大会のブエノスアイレスと同じ結果?
4位にミケーラ・セルッティ(トゥルーリ)、その後にサム・バード(ヴァージン)が続いている。

ファンブースト最新リーダーボード

    
    

山本左近がフォーミュラEを初ドライブ。

山本左近:今後のレースの主役と感じた。
山本左近

今週末に迫ったフォーミュラE第5戦マイアミePrixを前に、マイアミ・ホームステッドで行われたフォーミュラEのテスト・ドライブに山本左近が参加。
初体験の電動フォーミュラカーについて感想を語った。

テスト・ドライブは3月10日に、1周2.21マイル(約3.5km)のホームステッド・ロードコースで行われた。
欧米の雑誌記者やTVのコメンテーターに混じり、左近はフォーミュラEの予選で使用される200kwモードで3周のアタックを行い、その後150kwのレースモードでも3周走行した。

初めてドライブした電動フォーミュラに、「走り始めても音がしないので、不思議な感覚でした」と左近。

「200kwの予選モードと150kwのレースモードでは、受ける印象が大きく違いましたね。マシンサイズの割に重量が約900kgと重めなので、予選モードじゃないと力不足に感じられました」

「走り出してすぐにモーターから大きなトルクが出るので、加速は力強かったです。コーナーでの減速時もマシンが安定していたので、いい印象を持てました。電気自動車ということで、色々制約があると思っていましたが、想像より制約は少なかったです」

初めてのフォーミュラEに、想像より好印象を持ったと語る左近だが、今後の成功にはバッテリー開発が必要不可欠だともコメント。

「200kwの予選モードだと、2周くらいでバッテリー残量が極端に減ってしまうんです。ディスプレイで見て、どんどん減っていくのが分かりました。これから先フォーミュラEが成功するかどうかは、バッテリーの開発にかかっていると思います」

今回のテストドライブは40分と短いものだったが、左近は「(フォーミュラEは)これからのモータースポーツの主役になっていくと強く感じました。実際にレースに出てみたいですね」と、フォーミュラEへの参戦に意欲をみせた。

as-webから

    
    

IHG®、マヒンドラ・レーシングとパートナーシップ

IHG® & マヒンドラ・レーシング
IHG®、マヒンドラ・レーシング

マヒンドラ・レーシングは、インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)との複数年のパートナーシップ提携を発表。
IHGは戦略的パートナーシップの一環として、世界中のマヒンドラレーシングフォーミュラEチームのプリファード・ホテル・パートナーとなります。

    
    

亜久里&右京が対談。FEについて語る。

鈴木亜久里&片山右京

亜久里&右京FE対談。勝負のキーはシミュレータ
オートスポーツwebから
フォーミュラEの解説を務める片山右京と、アムリン・アグリのエグゼクティブ・チェアマンである鈴木亜久里の対談がテレビ朝日で行われ、アムリン・アグリがePrix初優勝を飾った第4戦アルゼンチン大会の振返りや、次戦のマイアミ大会の展望などを語った。

ふたりの対談は和やかな雰囲気で始まった。
初優勝を飾ったアルゼンチン大会について、右京が「おめでとうございます」と讃えると、亜久里は「いやぁ、照れるね」と返す。
ただ、亜久里は、決勝レースは不覚にも寝てしまい、優勝の瞬間を目撃することができなかったと明かす。

「アルゼンチンのレースは、日本にいて応援していたんだよね。予選まではテレビで見ていたんだけど、決勝スタート直前にソファーで寝ちゃったみたいで(笑)。そしたら電話がかかってきて、『優勝した』って言うんだ。最初は夢だと思ったよね」

開幕戦ではなかなかトップグループに進出できずにいたアムリン・アグリ。
しかしここ2戦ほど、上位を脅かすような存在になりつつあり、アルゼンチンでは優勝を果たした。
上位がことごとくリタイアするという“運”が味方したのも確かだが、彼らの躍進にはある理由があったのだという。

「良いシミュレータのシステムが見つかったので、それがうまく機能したんじゃないかな。F1でもWRCでも、そのソフトを使ってるんだ。最初は勘でやっているようなところもあったんだけど、マレーシアのレース(第2戦)でシミュレータを試してみて、実際には第3戦目から使い出した。これで、セッティングをどうすればいいかが分かるんだ。おかげで、持ち込みの段階で、良いセッティングを出せるようになったよ」

もちろん、ドライバーのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタの力量による部分も大きい。

「ドライバー(ダ・コスタ)も慣れてきたんだと思う。アルゼンチンのレースは本当にミスしなかったからね。あのクルマってリヤ重くて、ちょっとオーバースピードで行っちゃうとリヤが流れて、ぶつかちゃうからね」と亜久里。

当初、フォーミュラEはエネルギーマネージメントがレースを大きく左右し、あまり激しいバトルは見れないレースになるだろう……そう予想されていた。
しかし、ふたを開けてみれば、毎戦激しいバトルの連続。
速度域は遅くとも、F1以上と言っても過言ではないほど、刺激的なレースが展開されている。
亜久里、右京とも、フォーミュラEのイメージはまるで変わったと口を揃える。

「もっとエネルギーのマネジメントが重要になると思っていた。でもセーフティカーが入ることが多くて、結局全開で行けるようなレースになっている。速度が遅いからって、バトルが面白くないわけじゃないしね。F1よりもバトルは面白いと思うよ」と亜久里。
その熱いバトルについて亜久里は、「俺と右京だったらぶつかってるよな?」と、自ら現役時代のエピソードを出し、右京とともに大笑いしていた。

「サスペンション回りの強度が弱いよね。縁石乗り上げただけでボキッといっちゃったりするからね」

確かに、プンタ・デル・エステePrixでも、ブエノスアイレスePrixでも、縁石に乗り上げただけでサスペンションを壊してしまうマシンが相次いだ。
これについて右京が「壊したら、高いでしょ?」と問いかけると、「ウチは保険に入っているから大丈夫。だってメインスポンサーは保険会社だからね。本当に車両保険に入ってるんだよ」と亜久里は応える。

初勝利を挙げたことによる、スポンサー営業へ成果は今は出ていないものの、1勝を挙げたことで、様々な企業との話はしやすくなったと言う亜久里。
「ということは新スポンサー獲得ですか?」と右京が問うと、「いや、まだ」と亜久里。
「なかなか日本企業にスポンサーしていただけない。僕が代表なのに、日本のスポンサーがいないと、チームで肩身が狭いよね」。

対談の後半では今後のフォーミュラEについても、亜久里は熱く語った。

「年を重ねていくごとに速くなるだろうし、マシンを途中で乗り替えなくてレースができるようになるだろうね」
「将来は、F1だって電気になるかもしれない。今のF1はエンジンと電気が半分半分だけど、次第に電気の割合が高まってくるはずだしね。10年後の子どもは、音を出すクルマがあったっていることを、知らないかもしれない」
「昔、ホンダがF1に出た時、“走る実験室”と言っていたけど、それと同じような臭いがするよ」

日本でフォーミュラEが盛り上がるためには、日本でのレース開催が熱望される。
様々な噂が出ているが、非常にハードルは高い。亜久里は言う。

「日本の市街地でやるのは難しいかもしれない。でも、例えば最先端の電気自動車のイベントを、街を借りきって行い、そのイベントの核としてレースをやる。そういう形なら、可能かもしれない」

そして、フォーミュラEの良さを多くの人に知ってもらいたいとも、亜久里は言う。

「オフシーズンにでもさ、体験走行会みたいのをやりたい。1回チャンスを作ろうね。クルマを持って行きてもいい」

その発言を受けて「亜久里さんしかクルマを持ってないですから、ぜひやってくださいよ」と右京。
これに対して亜久里は、「表参道で走りたいね。日の丸を持って、(佐藤)琢磨なんかと一緒にさ」とリップサービスをした。

最後に次戦のマイアミ大会への意気込みについて亜久里は「だんだんクルマ自体のセットアップの方向もわかってきたし、ドライバーも慣れてきた。勝てるか勝てないかというと、あれだけ混戦のレースなんでわからないけど、常にトップグループでレースをすれば次のチャンスは来ると思うので、マイアミを見ててください。僕も行きます」と語った。
右京はこれに対し、「(この前は不在だったから勝てたけど)亜久里さんがいても大丈夫なんですか?」と、冗談めかして返した。

アルゼンチン大会で優勝したアムリン・アグリ。
連勝を目指して戦うマイアミePrixで、どんな活躍を見せてくれるだろうか。

    
    

ロイック・デュバル、マイアミePrixに参戦。

フォーミュラE第5戦マイアミePrixに、WEC世界耐久選手権へアウディから参戦するロイック・デュバルが、ドラゴンレーシングのオリオール・セルビアの代わりとして参戦することが発表された。

ロイック・デュバル
ロイック・デュバル

ロイック・デュバルはスーパーGTやフォーミュラ・ニッポン、全日本選手権スーパーフォーミュラに参戦し、2009年にフォーミュラ・ニッポンでチャンピオンを獲得。
スーパーGTのGT500クラスでもシリーズチャンピオンを獲得する。
ただ1つ気になることとして、彼はまだフォーミュラEのマシンでのテスト経験がない。

    
    

キャサリン・レッグ:女性ドライバーへの道を開く

アムリンアグリの女性ドライバーのキャサリン・レッグは、彼女がフォーミュラEの女性ドライバーへの道を開き、モーター スポーツの世界に同じ夢を共有している若い女性へのインスピレーションになることができることを期待している。
キャサリン・レッグ

キャサリン・レッグは、トゥルーリのミケーラ・セルッティと並んで性別に関係なくフォーミュラEのフィールドで平等と機会について賞賛したスポーツでの女性の割合を占めています。

キャサリン・レッグ
私はフォーミュラEが新しく革新的であったことが好きで、それは世界で最も素晴らしい都市の人々に技術をもたらした。
私は最初からそれの一部になりたかった。
これは新しい観客と新たなシリーズです。
一部の人々はレース観戦に慣れているというわけではないので、レースに参加する多くの女性がいないとわからないかもしれません。
私は才能を披露する良いチャンスがあると思います。
チームは、性別に関係なく良いドライバーを選びます。
私は思っています。
モーターレースは、男女が等しく競争できる唯一の主要なスポーツです。
私達は多くの女性を必要し、ベストを尽くせば成功するでしょう。
女性がチャンピオンになることができない理由はありません。

    
    

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