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山本左近がフォーミュラEを初ドライブ。

山本左近:今後のレースの主役と感じた。
山本左近

今週末に迫ったフォーミュラE第5戦マイアミePrixを前に、マイアミ・ホームステッドで行われたフォーミュラEのテスト・ドライブに山本左近が参加。
初体験の電動フォーミュラカーについて感想を語った。

テスト・ドライブは3月10日に、1周2.21マイル(約3.5km)のホームステッド・ロードコースで行われた。
欧米の雑誌記者やTVのコメンテーターに混じり、左近はフォーミュラEの予選で使用される200kwモードで3周のアタックを行い、その後150kwのレースモードでも3周走行した。

初めてドライブした電動フォーミュラに、「走り始めても音がしないので、不思議な感覚でした」と左近。

「200kwの予選モードと150kwのレースモードでは、受ける印象が大きく違いましたね。マシンサイズの割に重量が約900kgと重めなので、予選モードじゃないと力不足に感じられました」

「走り出してすぐにモーターから大きなトルクが出るので、加速は力強かったです。コーナーでの減速時もマシンが安定していたので、いい印象を持てました。電気自動車ということで、色々制約があると思っていましたが、想像より制約は少なかったです」

初めてのフォーミュラEに、想像より好印象を持ったと語る左近だが、今後の成功にはバッテリー開発が必要不可欠だともコメント。

「200kwの予選モードだと、2周くらいでバッテリー残量が極端に減ってしまうんです。ディスプレイで見て、どんどん減っていくのが分かりました。これから先フォーミュラEが成功するかどうかは、バッテリーの開発にかかっていると思います」

今回のテストドライブは40分と短いものだったが、左近は「(フォーミュラEは)これからのモータースポーツの主役になっていくと強く感じました。実際にレースに出てみたいですね」と、フォーミュラEへの参戦に意欲をみせた。

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