フォーミュラEで初表彰台のベルニュ、F1復帰を目指す
TNから
ジャン-エリック・ベルニュは、2016年のF1復帰を目指すと語っている。
24歳のベルニュはレッドブルの育成ドライバーだったが、昨年末で姉妹チームのトロロッソのシートを失い、今年からフェラーリのシミュレータードライバーを務めている。
また、アンドレッティ・フォーミュラEチームに加わって第3戦からフォーミュラEにも参戦。
これまでに2度ポールポジションを獲得し、アメリカのロングビーチで行われた第6戦では自身初となる2位表彰台を獲得した。
ベルニュはフォーミュラEを楽しんでいると『Current E Insights(カレントEインサイツ)』に語っている。
「F1では最高のチームではないし、体重で有利なチームメートを倒さなきゃならない。1シーズンずっとだ。そこから来れば、全員が同じクルマで、体重で不利になったりすることもないと、本当に楽なのさ」
また、フォーミュラEのほうがF1より「楽しい」とベルニュは話す。
「F1では、タイヤが接触したり白線に触れたりしただけでドライブスルーや10秒ペナルティーを科される」
「それがレースだなんて、もう思えないよ」
それでもベルニュは、F1に復帰するチャンスはまだあると考えているようだ。
「落ち込んではいない」とベルニュ。
「トロロッソを辞めたけれど、フェラーリにたどり着いた。それに、まだ来年復帰する可能性もある」
「2年離れたらチャンスがあるとは言えないけれど、たった1年なら可能性はあるよ」
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