テレビ朝日公式サイトから
フォーミュラE選手権、初シーズンのチームチャンピオンとなった、e.ダムス ルノー。
2ndシーズンでメーカーが独自のパワートレイン搭載解禁に伴い、ルノーは選手権により深く関わることを決定した。
そして、チーム名もルノー e.ダムスと変更になった。
パトリス・ラティ(ルノー・スポール・テクノロジーズCEO):
「来シーズンは全面的に参戦します。そしてクルマのパワートレインを開発します。なので来年はルノーです。今年はスパーク・ルノーで全チームに使用されました。来シーズンのクルマはルノーで、『ルノー e.ダムス』が使います。
私たちのEV戦略と一致することから、フォーミュラEに参戦しています。未来が技術を育て、EVは環境に良いだけでなく、エキサイトで面白いのだということを見せることができると思うからです。」
惜しくも1ポイント差でチャンピオンの座を逃したセバスチャン・ブエミに対し、来シーズンは共同創設者のアラン・プロストはチームとドライバー、両方のタイトルのために戦うと誓った。
アラン・プロスト(ルノー e.ダムス共同創設者):
「1ポイント、あるいは0.5ポイント差でタイトルを取れなかったことは何度もある。そういった思い出はよくあることだ、とセバスチャン(ブエミ)に言ったよ。彼がとても落胆しているには違いないが、でも結局は、最後のコーナーでタイトルを失ったことは凄く前向きな事なんですよ。彼にとっては、一杯のワインを飲んで次のレースのことを考えないといけない、それだけのこと。」
ルノーと日産のCEOであるカルロス・ゴーンがロンドン大会のグリッドに来ていた。
これはルノーが選手権に力を入れているということでもある。
ヴァージンと提携したシトロエンDSとの戦いは緊張を帯びていくだろう。
ルノー e.ダムスのドライバー・ラインナップは2ndシーズンも同じで、ブエミは初シーズンよりも1つ上の選手権タイトルを狙う。