フォーミュラEは2016/17年に行われる第3シーズンに中東でのレース開催を検討しているほか、開催スケジュールを3月中にも決定したいと望んでいる。
フォーミュラEは第5シーズンまでに年15戦から16戦を開催することを目標に、2016/17年シーズンでは今季より2レース多い全12戦を開催するとみられている。
すでに香港ePrixの開催が決定しているほか、モントリオール、オーストラリアもカレンダー入りに向けた交渉を進めていると報じられている。
また、バーレーンやカタール、アラブ首長国連邦といった中東諸国は過去10年間でF1や世界耐久選手権(WEC)、MotoGPといったトップクラスのレースを開催し、成功を収めている。
フォーミュラEのアレハンドロ・アガグCEOは、来シーズンにより多くのレースを開催する可能性は「極めて高い」とコメントしている。
「中東のいくつかの都市と協議している。またアジアとヨーロッパでも議論を進めている」
「毎年カレンダーを一新するようなことは望んでいない。ただ、新たな開催地が2ヵ所程度加わるのは歓迎だよ」
フォーミュラEの2016/17年カレンダーは現在策定が進められており、第2シーズンのレースを開催する北京、プトラジャヤ、プンタ・デル・エステ、ブエノスアイレス、メキシコシティ、ロングビーチ、パリ、ベルリン、モスクワ、ロンドンでは継続開催が見込まれている。
アガグは第3シーズンの開幕戦前までに、最終的な開催スケジュールを発表したいとも述べ、「可能であれば3月末までに決定したい」と明かした。
フォーミュラE第2シーズンの開催カレンダーは、開幕戦北京ePrix後に第5戦の開催地が決定するなど、スケジュールの遅れが目立っていた。
オートスポーツwebから
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