ジュネーブで開催されたFIA世界評議会は、フォーミュラEの2018/19年シーズン(シーズン5)のバッテリーとシャシーの入札を承認した。
この決定は、制限された予算内で行われる全レースに使用されるものであり、戦略的目標に到達するための基盤つくりとなる。
アレハンドロ・アガク
シーズン5からの入札開始は、電気自動車技術の重要な要素の開発をさらに促すことになる。
この新しいバッテリーは、よりパワフルで現在のユニットよりも長く使えるようになっていくだろう。
これは、まさしくフォーミュラーEが発展するための技術的なステップとなる。
単独のサプライヤーから供給を続けることは、掛かるコストを制限し、世界的なエンターテイメントブランドとして成長し続ける強固な基盤をつくることになる。
単独サプライヤーからのシャシー供給を継続する決定は、コストを制限したいという要望から。
入札のキーポイントは、このチャンピオンシップのコンセプトである”未来志向”の精神に根付く魅力的な車を産み出すことを目的としている。
さらに、この決定はエアロダイナミクス(空気力学)よりもパワートレインやバッテリーのエネルギー源に特徴をもったフォーミュラーEチャンピオンシップの特徴の1つであることも要因となっている。
既存のサプライヤーは、次の入札する権利を有している。
現在までのチャンピオンシップの短い歴史の中でそうだったように、FIAとフォーミュラーEホールディングスは、レースと現実の日常生活をリンクを強力にするためにも、電気モビリティ分野での技術開発や規則を調和するために協力し合っていくだろう。
この2つの入札は、2016年3月8日にfia.com上に掲載され、候補者は2016年6月8日の前までに届出の必要がある。
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