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フォーミュラE マヒンドラ・レーシングのM3エレクトロパワートレイン

M3エレクトロパワートレイン
まず、フォーミュラEの技術の歴史を短く紹介しよう。

シーズン1は、全チームが同じシャーシ、同じパワートレインを使用した。
シャーシはスパークレーシング・テクノロジー(ダラーラ経由)が製作し、バッテリーはウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング、モーターとインバーターはマクラーレン・アドバンスド・テクノロジーズ、そして5速のギアボックスはヒューランド・エンジニアリングの物だった。
バッテリーのエネルギー使用量は28kWhに設定されており、レースモードでは150kW、予選モードでは200kWの最高出力が許可されている。
レースの勝利は、パワートレインの部分よりもチームのシャーシセットアップとエネルギー戦略が重要なカギとなっていた。
しかしながら、大会のコースは全て新しく、モデリングやシミュレーターもエンジニアが使うには制限があった。

シーズン2は、コンストラクターとして承認されたチームは独自のドライブトレインを造ることができるようになった。
7チームが独自のソリューションを採用(アンドレッティとチームアグリはシーズン1のパワートレインを使用)。
バッテリーはウィリアムズの物を引き続き使用し、シャーシは同じ物が使われた。(シャーシはシーズン4まで継続される)。

マヒンドラのM2エレクトロはシーズン1のクルマの進化型で、マクラーレンが設計したパワートレインと4速のヒューランド・ギアボックスの組み合わせに、効率を上げるためにいくつかの革新的な改良が行われた。
パドック全体では、ダイレクトドライブから5速までと、(チームによって)違ういくつかの構成が見られた。
殆どのチームはシングルモーターを使用したが、2チームがツインモーターを選択した。
最大出力は、予選では200kWのままだが、ルールの変更によりレース中は170kWまで出すことが可能になった。

そして現在進行中のシーズン3。
昨シーズン同様、シャーシとバッテリーの供給社は変わらず、エネルギーとパワーの値も同じだが、バッテリーはスパーク社(ウィリアムズを経由)がリフレッシュし、アップグレードされた。
ブレーキ時のエネルギー回生は100kWから150kWに大きくジャンプした。
マヒンドラ・レーシングのM3エレクトロはシーズン2の物に比べると革新的だ。
マクラーレンのモーターに代わり、マニエッティ・マレリ(イタリア)の6相のユニットになった。
マニエッティ・マレリはインバーターも提供している。
横軸2速トランスミッションのパッケージが選択された。
昨シーズンのM2エレクトロに比べ、ドライブトレイン全体で40%も軽くなっている。

ここにマヒンドラカー(M3エレクトロ)の特性、統計を記載しておく。

●モーター
マニエッティ・マレリ 6相モーター(MGU)
最大回転数14%上昇 (M2エレクトロと比較)
最大トルク 38%上昇 (M2エレクトロと比較)

●インバーター
インバーターx2 それぞれがモーター3相をコントロール
F1-ドライブ テクノロジー搭載 (SixMOSFET 高周波スイッチング
専用DCジャンクション・アッセンブリー

●クーリング
インバーターとモーター用 並列クローズドシステム 
専用ダクティング 
専用ラジエター 

●バッテリー
スパーク社が提供(ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング経由)
エネルギー使用 28kWhまで
最大回生可能パワー 50kW
レースモード中の最大出力 170kW
予選モード中の最大出力 200kW
専用液体冷却式

●トランスミッション
専用2速ギアボックス 
空気圧式バレル/フォークシフト 
横置きレイアウト 
専用カーボンファイバーケース

●リアサスペンション
専用軽量Wウィッシュボーン 
低摩擦抵抗ベアリング
専用のロッカーとアンチロールバー付プッシュロッド駆動コイルオーバー・ダンパー

●ソフトウェアなど
新しいドライブトレインのための複数ソフトの機能、及びパフォーマンスのアップデート
ステアリングは更に複雑化、ドライバーインターフェイス機能が増えた

●重量
車両はドライバーとバラストを含め880kg
バッテリーの重さは改装によりシーズン2より軽量化

    
    
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ミシュランが、ロボレースの公式タイヤサプライヤー

フォーミュラEで併催される予定のロボレースに、公式タイヤサプライヤーとしてミシュランが就任した。
ロボレース

    
    

カジノ法案可決。フォーミュラEの日本開催は?

カジノを含む「統合型リゾート施設(IR)」整備推進法案(カジノ解禁法案)は2日午後の衆院内閣委員会で採決され、自民党、日本維新の会などの賛成多数で可決された。
これと同じく自民党と日本維新の会での「モータースポーツ推進法案」など、将来日本でもF1モナコグランプリのような市街地の公道でのサーキットレースが可能になるかもしれない。
フォーミュラEのCEOアレハンド・アガク氏は、日本でのフォーミュラE開催を望んでいる。
そうなれば、近い将来フォーミュラE日本開催も見えてくる!
市街地レース

    
    

フォーミュラE、デモ走行の本音

フォーミュラEが2016年11月23日に、東京丸の内の公道でデモンストレーション走行を行った。
日本国内でフォーミュラEがデモ走行を行うのは、15年8月の東京六本木に続いて今回が2回目だ。 フォーミュラE

フォーミュラEのデモ走行は、民間団体「エコロジー&モビリティフェアin丸の内」実行委員会が主催した。
元F1ドライバーの片山右京氏が、イベント前にEV技術の進歩やフォーミュラEの魅力などについて語った。
そして現役のフォーミュラEのドライバーでもあるルーカス・ディ・グラッシが丸の内の仲通りをデモ走行した。

世界中の主要都市の市街地で開催されるフォーミュラE。
その中に東京が加わったとしても、少しも違和感はない。
「多くの皆さんに最先端のEV技術に触れてほしい」というのがイベントの趣旨だが、「将来的にフォーミュラEのレースを東京に誘致したい」というのがファンや関係者の本音だ。

    
    

将来的なフォーミュラE参戦はあるとフェラーリ

フェラーリ社長のセルジオ・マルキオンネは"今後数年"でフォーミュラE参戦の可能性があると語った。
フェラーリ

フォーミュラEに魅力を感じるメーカーは多く、同シリーズの3シーズン目にジャガーが参戦予定である傍ら、BMWは完全に独立したメーカーとしてのエントリーを計画している。
世界耐久選手権からの撤退を明らかにしたアウディはフォーミュラEのプログラムを"強化する"と明言しており、F1王者であるメルセデスも2020年に同シリーズのグリッドを確保している状態だ。
マルキオンネはドライバーがレース中盤にマシンを乗り換える現在のスタイルではフォーミュラEに参戦することはないとする一方、将来的にそのシステムが変わった際には参戦可能性があると述べている。
ニューヨーク証券取引所で第3四半期の発表を行ったマルキオンネは、その後のテレカンファレンスで「私はかなりの間、ここフェラーリで仲間たちと共にこの件について苦悩していた」とコメントした。

「この問題については2つの回答をしたいと思う。今日のフォーミュラEならば、つまり、マシン内で利用できるパワーを使い果たした際、レース中にマシンを乗り換えなければならない現在のストラクチャーであれば、フェラーリがひきつけられるものではない。また、電気自動車の標準化はフェラーリの気質とは異なる方向に向かっている。なぜなら、車両の技術においてフェラーリが試そうとすること全てを阻むからだ」

「だが、フェラーリ独特のマシンを生む独自の一連のスキルを開発できるような成熟度に達すればそれは可能だ。そのような環境であれば可能性はあるが、今はその位置にない。さらに、それが実現するとすれば、数年後になるだろう。しかし、それは可能だ」

フォーミュラEは2020年に始まる第5シーズンに10チームから12チームにグリッドを拡大することを計画。
この頃までには1台でレースできるようにする意向だ。
新たな2スロットのうち、1つはメルセデスが確保している。

ESPN F1 から

    
    

ベスパがEVスクーター!

イタリア・ミラノで開催中のEICMAショーにて、ベスパが同ブランド初となるEVスクーター、ベスパ・エレットリカの開発を発表した。
今回は2017年後半中の発売のみが公表され、スペックや仕様は一切明かされないままの発表で詳細は公開されませんでした。

ベスパの70年に及ぶ歴史の中で、ブランド初となるEVスクーターのプロトタイプ
Vespa Elettrica(ベスパ・エレットリカ)
ベスパ・エレットリカ

    
    

丸の内にフォーミュラE!

エコロジー&モビリティフェア in 丸の内
11月23日(水)11:30~16:30
この中のイベントでは約250メートルの直線特設コースを丸の内仲通りに設定し、フォーミュラEを身近で体感できるデモ走行を実施します。
第1回デモ走行▶12:50~13:30
第2回デモ走行▶16:00~16:30
またモータージャーナリスト飯田裕子氏と元F1ドライバー片山右京氏による次世代の乗り物について語り合うトークショーも開催!
エコロジー&モビリティフェア
詳細は下記から
エコロジー&モビリティフェア in丸の内

    
    

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開幕戦 2018年12月15日
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