F1界のボス、バーニー・エクレストン氏とフォーミュラE最高責任者CEOであるアレハンドロ・アガグ氏の発言を比較してみた。
将来に向けたビジョンについてアガグ氏
将来的に世界選手権化を目指している。
我々は環境に優しいし、レースを行う都市に適した継続的なアプローチをすることができる。
エクレストン氏
もしかしたら、GP2をF1にすべきなのかもしれないな。
確かにコストは大幅に低くなるだろう。
そしてチームの数は間違いなく大幅に増える。
若いファン層についてアガグ氏
若者がテクノロジーを使ってどのようにコミュニケーションしているかを理解することが、フォーミュラEのコンセプトを組み立てる上で大きな要素となった。
エクレストン氏
若い世代の関心を引きたがっている人々の考えが理解できない。
子どもたちは、大抵は金を持っていない。
ソーシャルメディアについてアガグ氏
フォーミュラEは、非常にソーシャルメディアに依存している。
インターネットがフォーミュラEの心臓だと言ってもいいくらいだ。
エクレストン氏
フェイスブックやツイッターには何の価値も見いだせない。
相手のシリーズについてアガグ氏
我々はF1を補完するようなシリーズを目指しているんだ。
F1よりも良いとか悪いとか、そんなことは問題ではないんだ。
エクレストン氏
彼らの成功など想像できないね。
市街地レースの開催に、いくらコストがかかるのかを私は知っているから。
観戦チケットについてアガグ氏
フォーミュラEのレースを見るためには、必ずしもチケットを買う必要はない。
エクレストン氏
高額なチケット代金を下げるならチームへの分配金を減少させる。
観客数の減少はチケット代金のせいではないが、そうだというなら彼らの収入も下げれば良い。
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