フォーミュラEは、魅力的フォーミュラE、F1のライバルに?イギリス『Times(タイムズ)』紙によると、FIA(国際自動車連盟)が統括する電動フォーミュラカーの新シリーズ、フォーミュラEは、F1をおびやかす存在として一気にその重要性を高めているという。
最近も、かつてのF1ドライバーでモナコGP優勝者のヤルノ・トゥルーリが参戦を発表、話題を集めたばかりだ。
トゥルーリは39歳のイタリア人。
ルノー(現ロータス)とトヨタでF1をドライブ、このほどチームを立ち上げ、トゥルーリGPの名のもとに自身のマシンを操り、ベルリン、カリフォルニア州ロングビーチ、ロンドンを含む市街地レースを転戦する。
「新しいフォーミュラEプロジェクトの旗頭になることができて嬉しい」と語るトゥルーリ。
ルーカス・ディ・グラッシ、ハイメ・アルグエルスアリ、ブルーノ・セナ、カルン・チャンドック、フランク・モンタニーら名うてのライバルを相手に戦う。
対戦チームもバージン、アウディ、スーパー・アグリ、マイケル・アンドレッティ、アラン・プロスト、そしてハリウッド俳優のレオナルド・ディ・カプリオら、そうそうたる顔ぶれだ。
『Times(タイムズ)』のケビン・イーソン記者は、チームがグループに分かれて参戦経費の件でもめるなど「手探り状態」のF1を尻目に、フォーミュラEは「魅力的」なコンセプトで吸引力を増していると指摘する。
しかも、F1はテレビ中継の視聴率が落ち目で「スポンサーも慌てている」と、同記者は伝えている。
「フォーミュラEはモータースポーツの救世主」とするイーソン記者。
「ファンも同じ感想を抱くのではないかと、F1は気になって仕方ないはずだ」
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