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ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、ホンダが将来的にフォーミュラEへ参戦する可能性があると示唆した。
長谷川氏は先週末に行われたオーストリアGPの現場で、ホンダがフォーミュラE参戦に向けて“調査を進めている”状況であることを明かした。
しかし、あくまで検討段階であり「現時点でフォーミュラEに参戦する計画はない」と強調している。
「もちろん、私たちがフォーミュラEに参戦する可能性は十分にあります」と長谷川氏。
「社内からもフォーミュラEに参戦したいという声が出ていますし、技術的観点からすれば、とても興味深いカテゴリーです。しかし、まだレースとしては十分魅力的なものになっていません」
ホンダがF1とフォーミュラEに同時参戦する可能性はあるかと問われ、長谷川氏は資金よりも人材の面で問題が生じるだろうと応じた。
「調査を進めたところ、現時点でフォーミュラEはF1より圧倒的に低予算で参戦できることが分かりました」
「そのため、予算的には(同時に参戦)可能です。しかし、ふたつのプロジェクトを並行して進めるには、より多くのエンジニアスタッフが必要となるでしょう」
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