電気フォーミュラカーによるFIAの新世界選手権『フォーミュラE』がテレビ朝日で全戦生放送されることになった。
フォーミュラEは、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)が来年9月からスタートさせる電気フォーミュラカーによる新たな世界選手権で、ロンドンやローマ、ロサンゼルス、北京、ベルリンといった世界有数の大都市を舞台に、全10戦が市街地レースとして開催される。
この次世代エネルギーによる注目の新シリーズをテレビ朝日が放映することを決めた。
29日、テレビ朝日は東京・六本木にある本社1階のアトリウムで盛大な発表イベントを開催。
フォーミュラEの実車『スパーク・ルノーSRT_01E』もお披露目されるなか、シリーズの開発ドライバーに就任した佐藤琢磨もゲストとして参加し、テレビ朝日の早河洋代表取締役社長とともにシリーズの放映を高らかに宣言した。
気になる放送形態だが、テレビ朝日のBS、CS、そして地上波を含めた3波一体による全戦生中継となる予定だという。
このフォーミュラEには、日本からも鈴木亜久里がエグゼクティブチェアマンを務めるスーパーアグリが参戦。
他にもアウディの支援を受けるアプト・スポーツラインやインディカーの名門アンドレッティ・オートスポート、4度のF1ワールドチャンピオン、アラン・プロストが指揮するe.damsなど実績のある全10チームが名を連ね、マシンも、F1に参戦するマクラーレンがエンジン(電動モーター)、トランスミッション、エレクトロニクス機器を、ウイリアムズがバッテリーを供給。
公式テクニカルパートナーとしてルノーも参画、タイヤはミシュランが供給することになっている。
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