テレビ朝日公式サイトから
ABTは早い段階でルーカス・ディ・グラッシ、ダニエル・アプトの契約更新を発表した。
そして、来シーズン、独自のパワートレイン開発が解禁になり、ABTはシャフラーと共にフォーミュラEのメーカーとしても参加する。
シャフラーとの関係はシリーズが始まった時から続いている。
シェフラーの主な顧客は自動車業界で、彼らの公式サイトによると『駆動関係の専門知識を提供する』とあり、かなり頼もしい。
アウディがサポートをしながら、マシンはシェフラーとABTが単独で開発してきたということだ。
アウディはファクトリー・ドライバーのルーカス・ディ・グラッシをチームのためにレースに出走させ、FEカーのテストはアウディの本社があるインゴルシュタットの近くのノイブルク新試験場も使用した。
ネットワークを駆使してサポートしている。
ABTは来シーズンのマシン、『ABTシェフラーFE01』の準備の真っ最中だ。
新しいクルマの進捗状況をチームのボス、ハンス-ユルゲン・アプトは次のように語っている。
「今、正に調整をしている所です。私たちの新しいクルマ、ABTシェフラーFE01は、6月11日に慣らし走行をしました。それから更にテストを南ドイツやハンガリーで行いました。ダニエル(アプト)とルーカス(ディ・グラッシ)、二人とも新しいコンポーネントをすでに試しています。
初めて新しいクルマのホイールが回転した時は物凄く特別な瞬間でした。しかし、まだまだこの何週間かでやらなければならないことが沢山あることも分かりましたよ。チームみんなが新しいシーズンのために可能な限り準備できるよう最大限に頑張っています。
現在の大切なパートナーは2ndシーズンも共に参戦します。もしかしたら1つか2つ驚くような発表があるかもしれません。新しいデザインはみんなの希望が出たら取りかかろうと考えています。今、一番重要なことは、我々のクルマが速い、ということです。」
チームは新しいクルマを様々なサーキットですでにテストしており、ドニントンパークでの公式テストで新しいマシンを見るのが楽しみだ。
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