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フォーミュラE 第2戦 マラケシュePrix

フォーミュラE シーズン3
第2戦 マラケシュePrix
ムーレイ・エル・ハッサン・サーキット
コース:1周 2.970km
マラケシュePrix

アレハンドロ・アガグ(フォーミュラE、CEO)
マラケシュでレースができることを光栄に思います。
フォーミュラEの初アフリカ大陸開催になりますが、これは真の世界的な選手権として発展してきたことを示しています。
COP22の公式パートナーの1つとしてこの地でイベントができることは、更に素晴らしい事だと思います。
フォーミュラEは今の気候変動のリスクや課題について非常に理解しています。
そしてこの重要なフォーラムの一部としてこの問題に取り組めることは、この上なく名誉なことです。

    
    
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フォーミュラE、今シーズン終盤に日本チームエントリー発表。そしてシーズン5では日本開催の可能性!

香港ePrixを控えた先週、フォーミュラEホールディングスのアレハンドロ・アガグ代表が来日し、幾つかの自動車メーカー・自治体を訪問し、レース開催に向けて話し合いを持った。
今回の訪問によって、フォーミュラEのシーズン5で日本での初開催の可能性が高まっていることが分かった。
さらに、シーズン3が終了する前に日本チームの新規参入も発表される可能性も出てきた。
フォーミュラE 日本開催

アレハンドロ・アガグ
日本訪問は非常に有意義だった。
日本の幾つかの自治体から興味を寄せられているが、私としては日本ならどの自治体でもクオリティの高いイベントになると思っている。
日本はこれまで公道レースを開催した実績がなく、実現に向けては越えなければならないハードルが山ほどあることは知っている。
しかし、世界中の都市がフォーミュラEを使ってそのハードルを越えたことも事実だ。
我々はフォーミュラEが日本のモータースポーツの新しい扉を開くと信じている。
心強いパートナーもいる。

    
    

「フォーミュラE参戦を検討していた」ザウバーF1チーム、将来的な参戦の可能性も?

ザウバーF1チームの代表、モニシャ・カルテンボーンは、ザウバーがフォーミュラEへの参戦を真剣に検討していたことを明かし、将来的な参戦については現在も検討中だと述べた。
ザウバー

香港でシーズン3が幕を開けたフォーミュラE。
2018/2019シーズンにはメルセデスも参戦予定だ。
ザウバーは2014/15シーズンに参戦枠を確保していたが、F1へ集中するために参戦を見送ったという。
フォーミュラEへの参戦をどの程度、真剣に考えていたかを問われたカルデンボーンは「我々は、かなり真剣に参戦を検討してしました」と述べた。
「期限いっぱいまで参戦を検討しました。ですが、他に解決すべき問題があり、(FE参戦という)新たなことを始めることはできませんでした。我々は、参戦する意志がありましたが、適切なタイミングでなければ、無理に参戦すべきではありません」

カルデンボーンは、フォーミュラEのコンセプトを信じており、将来的に参戦する可能性は残しているという。
ザウバーはロングボウ・ファイナンスに買収されて以降、サードパーティビジネスの拡大を目指している。
「我々はいまだ参戦について慎重に検討しており、ドアは閉ざされていません。事業の多様化のため、検討すべき案件であることは間違いありません」
「シャシー開発が許されるのなら、すぐに取り掛かることができるでしょう。我々にはF1など他のシリーズでの実績がありますから」
「参戦を検討するのは論理的だと言えます。関与している事業の数を増やすことができるのならば、やらない理由はないですよね?」

メルセデスがジャガーの後を追って参戦を表明し、BMWはアンドレッティと提携。
アウディはチーム・アプトとの関係を強化し、シトロエンのDSブランドもグリッドに並ぶなど、フォーミュラEは自動車メーカー参入の動きが加速している。
カルデンボーンは、自動車メーカー参入後、フォーミュラEがどのように進化するのか興味深いと述べた。
「フォーミュラE初年度に参戦していたいくつかのチームは存在しません。当初はビッグネームや、チームを持つオーナーが参入し、次第に自動車メーカーも関与し始めました」
「彼ら(自動車メーカー)が参入したことで参戦コストが上昇しました。シーズンごとの状況の変化や傾向が既に見えており、基本的には参戦コストは上昇傾向にあります。シリーズの発展を興味深く見守るつもりです」

AUTO SPORT webから

    
    

香港ePrix ハイライト動画

Highlights Hong Kong - 2016/2017 FIA Formula E - Michelin Motorsport

    
    

メルセデス、フォーミュラEシーズン5参戦

シーズン5でメルセデスがフォーミュラEに参戦するというオプションを確保するということに、フォーミュラEとメルセデス-ベンツグランプリ(MGP)が合意した。
mercedes Benz

2018/19年シーズン(シーズン5)で、12チームのエントリーにすることをFIAに申請しているフォーミュラE選手権だが、この選択権の同意書によると、エントリーの1枠をメルセデスが選ぶことができるという。
またシーズン5では、現行の1ドライバーにつき2台のクルマというフォーマットから1台でレースを完走するフォーマットに変更になる予定だ。

現在10チームがフォーミュラEに参戦しているが、全てのチームがシーズン5でも参戦すると見込まれており、更なるOEMとのパートナーシップも予想される。

アレハンドロ・アガグ(フォーミュラE、CEO)
シーズン5の新しい2つのチームエントリー枠の1つをメルセデスのために予約したことを発表でき、嬉しく思います。
フォーミュラEは一般車へ還元されることになる、自動車メーカーのテストや技術開発のプラットホームになりたいと思っています。
メルセデスのようなブランドがシリーズに入ることになれば、この目標は大きく前進します。
フォーミュラEはルノー、シトロエンDS,アウディ、マヒンドラ、ジャガーといったメーカー、また新しい未来的なブランドであるファラデーフューチャー、ネクストEV、また主要コンポーネントメーカーのシェフラーやZFなど、多岐にわたったメーカーの連結になっています。
メルセデスの参入は更にこのラインナップの成長を示すものです。

トト・ヴォルフ(メルセデス-ベンツ モータースポーツ代表)
大変大きな興味を持ってずっとフォーミュラEの成長を見てきました。
現時点では、私たちはモータースポーツの未来にある全てのオプションを見ているところです。
そしてこのシリーズのシーズン5に参加できる機会が与えられたことを大変うれしく思います。
電気化は自動車産業の未来に大きな役割を果たすことになります。
レースは常に自動車業界の技術のR&Dのプラットホームとなってきました。
将来、フォーミュラEにとってこれは非常に意義のあるものになるでしょう。

    
    

ブエミ、フォーミュラEシーズン3開幕戦の香港ePrixを制す

フォーミュラE選手権チャンピオンのセバスチャン・ブエミは、30,000人が見守る3rdシーズン開幕戦・香港大会で優勝を手にし、タイトル防衛シーズンの好調なスタートを切った。
フォーミュラE

セバスチャン・ブエミ
正直、最初は勝てないかなと思いましたが、昨シーズンのパリのようだったと思います。
クルマのセットアップはあまり良くありませんでしたから、ラッキーだったと思います。
予選はあまり良くなかったですがレースは良かったですね。
勝利は戦略の通りに行ったからだと思います。チームのおかげです。
ピットできると分かった時に、先が見えたと思います。
サム(バード)がピットから出てこなかった時には凄く驚きましたが、その流れは嬉しいことでした。
タフなレースでしたから。
1台目のクルマはペースが悪かったのですが、2台目はずっと競争力がありました。
ですから、レースの最後の数周はいい感じでした。

2位:ルーカス・ディ・グラッシ
ABTシェフラーアウディスポーツ・チームは絶対に諦めない、ということを見せただけです。
いいスタートだったと思いますが、マーが誰かにクラッシュして、僕がその中にクラッシュしました。
ノーズを損傷し、ピットに戻らなければならず、今日のレースは終わったと思いました。
でもメカニックが素晴らしい仕事をしてくれて、僕をリードラップに戻してくれたんです。
僕としてはファステストラップを取るしかないと思っていたんですが、チームが『ダメだ。僕たちはあきらめない。プッシュし続けるぞ。ターゲットをみて、それに向かえ。』と、僕に言いました。その後、セーフティーカーが入りました。
僕はターゲットに従って、一周、一周、コーナー、そしてコーナー、っとエネルギーをできるだけセーブし、2位でフィニッシュしました。
実は最後、チェッカーフラッグではなく、最終周回のボードを持った人を見て、フィニッシュラインを超えたんです。
なので『これは最終ラップなのか、それともレースが終わったのか?』と聞いたんです。
その時に僕のエンジニアがみんなで喜んでいたので、終わったんだと分かりました。
計算は凄くシンプルですよ。
28kWありますから、それを何周あるかで割ります。
僕は26か27周分ありました。1周約1kWです。
それは通常の戦略よりも20%少ない値です。

3位:ニック・ハイドフェルド
出だしで1つだけポジションを上げました。
最初のコーナーには遅れて入って、その後2台くらい抜き、出口で誰も僕にねじ込んでこないように願っていました。
なんとかやり遂げました。
レースの終わりは苦戦しました。プロストが僕の後ろにいましたから。
ラインを超えた時に最終周回のボードを持った人がいて、チェッカーフラッグではなかったんです。
『オー・ノー!』って思いましたよ。
でも良かったです。フィニッシュでしたから。

    
    

フォーミュラE シーズン3各チームドライバー

ルノーe.ダムス
No.09 セバスチャン・ブエミ(スイス)
No.08 ニコラス・プロスト(フランス)
ルノーe.ダムス

ABTシェフラー アウディスポーツ
No.11 ルーカス・ディ・グラッシ(ブラジル)
No.66 ダニエル・アプト(ドイツ)
ABTシェフラー アウディスポーツ

DSヴァージン レーシング
No.02 サム・バード(イギリス)
No.37 ホセ・マリア・ロペス(アルゼンチン)
DSヴァージン レーシング

ドラゴンレーシング
No.07 ジェローム・ダンブロシオ(ベルギー)
No.06 ロイック・デュバル(フランス)
ドラゴンレーシング

マヒンドラレーシング
No.23 ニック・ハイドフェルド(ドイツ)
No.19 フェリックス・ローゼンクヴィスト(スウェーデン)
マヒンドラレーシング

ヴェンチュリー
No.05 マーロ・エンゲル(ドイツ)
No.04 ステファン・サラザン(フランス)
ヴェンチュリー

アンドレッティ
No.28 アントニオ・ダ・コスタ(ポルトガル)
No.27 ロビン・フラインス(オランダ)
アンドレッティ

ネクストEV
No.13 ネルソン・ピケ(ブラジル)
No.88 オリバー・ターベイ(イギリス)
ネクストEV

パナソニック ジャガーレーシング
No.47 アダム・キャロル(イギリス)
No.20 ミッチ・エバンス(ニュージーランド)
パナソニック ジャガーレーシング

テチーター
No.25 ジャン・エリック・ベルニュ(フランス)
No.33 マー・チンホワ(中国)
テチーター

    
    

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