2ndシーズン最終戦、セバスチャン・ブエミ(ルノーe.ダムス)がフォーミュラEの新チャンピオンに輝いた。
セバスチャン・ブエミ
一番重要な事は、ドライバーとチーム両方の選手権に勝つことです。
本当はこんな形で勝ったことやルーカス(ディ・グラッシ)がしたことを見ると悲しいです。
僕は彼のドライビングを凄くリスペクトしていました。
彼はずっと素晴らしいパフォーマンスをしていましたから。
彼が何度も言っていたように、彼のクルマは悪かったですが、彼は素晴らしいドライバーです。
もし僕のクルマに乗っていたら0.5秒は少なくとも速いはずです。
彼は素晴らしいドライバーで、ル・マン24時間でも走り、他のクルマには一度も接触もしなかった。
彼はニコ(プロスト)と壁の間を行って、たぶんそこには5センチくらいしかなかったと思います。
そして彼がブレーキした時・・・。
たった今、カメラ映像を見たのですが、彼には2つのオプションがありました。
右へ行くか、僕の後ろに突っ込むか、そして僕に完璧に突っ込んだわけです。
僕たち2人ともアウトになりましたから、少し強すぎました。
このことを考えると少し悲しいです。
これが彼にとって(冠を獲得する)たった1つのチャンスだったのだと思います。
結局は僕たちの方が速いクルマで、僕らがベストチームだった。
あのコーナーで彼の前に出ることができていれば、僕らはずっと速かったと思います。
ルーカス・ディ・グラッシ
セバスチャン(ブエミ)を祝福するよ。
彼は強いレーシングドライバーで、フォーミュラEのチャンピオンになるべきドライバーなのは疑う余地がないです。
けれど僕らも誇りを持ってロンドンを去ります。
僕たちは最後のレースまで選手権争いができました。
僕らの全てのメカニック、エンジニア、ファンの皆さん、パートナーの方々はこのことを誇りに思ってください。
僕もそうですから。勿論、今日は残念でした。
しかし、明日、あるいは明後日には来シーズンのことを考え始めますよ。
これまでよりもずっとずっと強くなって戻ってきます。
ニコラス・プロスト
ディ・グラッシはロンドン市内へ行きたかったんじゃないかな。だから直進したんだ。
でもセバスチャン(ブエミ)がいたからね。
終わりは良くなかったね。
セーフティーカーが自分にとって課題でした。
1台目の僕のクルマは速かったので、後ろを引き離すのは簡単でした。
ただミスをしないことに集中するだけでした。
チームはこれ以上ないというくらいの素晴らしいクルマを僕にくれました。
ダニエル・アプト
個人的にはとても嬉しい結果だった。
シーズン後半は上手いレース展開ができたと思う。
ディ・グラッシとブエミの事故については、離れすぎていてよく見えなかったが、無意味に騒ぎたてて欲しくない。
ルノーe.ダムスに追いつくため、私たちのチームは向上することできた。
ディ・グラッシは素晴らしいシーズンを戦ったと思う。
アラン・プロスト(ルノーe.ダムス)
素晴らしかったです。
クルマを少し向上させることができました。
最後の数レースでニコ(ニコラス・プロスト)のスタイルも少しよくなりました。
今日のセバスチャン(ブエミ)は目を見張るものがありました。
スーパーポールでポールポジションの3ポイントを欲しいと思っていました。
そして我々はそれを得ました。
我々は2つのチャンピンになりたかった。
このようなタイプのレース、特にロンドンのトラックはトリッキーですし、天候のこともありますから、多くのことは期待できません。
本当に違う状況が襲ってきます。
シーズンの始めにチャンピオンになることを目標にしていました。
そしてそれを達成しました。
目標を達成することは滅多にできませんよね。