3月12日にフォーミュラEは未知の海域であるメキシコシティ、エルマノス・ロドリゲス・サーキットに到着する。
その前に、フォーミュラEカーはメディア関係者とゲストの集まる中、トラヒネラ小舟で世界遺産ソチミルコを堪能した。
メキシコでのEV利用を促進メキシコシティで最も美しいシーンを背景にしたフォーミュラEカーは、技術と環境の融合を象徴している。
フォーミュラEは世界の大都市に壮大なイベントをもたらすだけでなく、革新とモビリティの最新トレンドを促進する役割を担っている。
アルベルト・ロンゴ(フォーミュラE、副CEO兼代表取締役社長)
フォーミュラEのアイデアは、モータースポーツを促進するための持続可能性プラットフォームを持つ必要があるというところから来ています。
将来全てのクルマが電気になる日が来ることを考え、エンジンの代替や未来のテクノロジーの先端と改善のショーケースの場となろうとしています。
連邦電力委員会(CFE)の発表する情報によると、アメリカの24万4千台に対し、メキシコでは200台しか電気自動車が利用されていない。
これは成長傾向と、主要都市での個人EV所有者を増加させる促進が必要であるという事を示している。
アルバロ・ブエナベントゥラ(フォーミュラE、米国&南米事業開発マネージャー)
汚染がなく、全ての自動車が電気になったメキシコシティを想像してみましょう。
この目標を達成するためには、伝統的なモータースポーツのカテゴリーとは違うフォーミュラEがイニシアチブを取ることが重要です。
オラシオ・デ・ラ・ベガ(メキシコシティ・スポーツ研究所、事務局長)
フォーミュラEを首都で開催することは、政府が力を注いでいる事のうちの、スポーツと環境という2つ要素を併せ持っています。