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フォーミュラE開幕戦ドライバー

フォーミュラE(Formula E)チャンピオンシップは、元F1ドライバーなど著名ドライバーが参戦して行われる初めての大会が13日に中国・北京(Beijing)で開催される。
電気自動車で環境に配慮した未来的なモータースポーツが大きな一歩を踏み出す。

オリンピック・スタジアム「鳥の巣」をバックにフォーミュラE開幕戦の20人のドライバーが勢ぞろい
Formula E 開幕戦

アムリンアグリ(Amlin Aguri)
No.55 佐藤 琢磨(日本)
No.77 キャサリン・レッグ(イギリス)

アンドレッティ(Andretti)
No.27フランク・モンタニー(フランス)
No.28 シャルル・ピック(フランス)

アウディスポーツABT(Audi Sport ABT)
No.11 ルーカス・ディ・グラッシ(ブラジル)
No.66 ダニエル・アブト(ドイツ)

チャイナレーシング(China Racing)
No.99 ネルソン・ピケ・ジュニア(ドイツ)
No.88 ホーピン・タン(中国)

ドラゴンレーシング(Dragon Racing)
No.07 ジェローム・ダンブロシオ(ベルギー)
No.06 オリオール・セルビア(スペイン)

e.ダムス・ルノー(e.dams-Renault)
No.09 セバスチャン・ブエミ(スイス)
No.08 ニコラス・プロスト(フランス)

マヒンドラレーシング(Mahindra Racing)
No.21 ブルーノ・セナ(ブラジル)
No.05 カルン・チャンドック(インド)

トゥルーリ(Trulli)
No.10 ヤルノ・トゥルーリ(イタリア)
No.18 ミケーラ・セルッティ(イタリア)

ヴェンチュリー(Venturi)
No.23 ニック・ハイドフェルド(ドイツ)
No.30 ステファン・サラザン(フランス)

ヴァージンレーシング(Virgin Racing)
No.03 ハイメ・アルグエルスアリ(スペイン)
No.02 サム・バード(イギリス)

    
    
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フォーミュラEとF1は目指す方向が違う

F1と争うつもりはないとフォーミュラE責任者
いよいよ13日(土)にフル電動フォーミュラカーによる世界選手権である「フォーミュラE」が北京で開幕戦を迎える。
これまでの自動車レースにはなかった近未来的なイメージを持つフォーミュラEは、新しい時代のレースシリーズとして、人気に陰りが出ているF1からファンを奪ってしまうのではないかとの声もある。
だが、フォーミュラEの最高責任者であるアレハンドロ・アガグは、自分たちがF1に挑戦しようなどという考えは持っていないと語った。
フォーミュラEで用いられるレースカーは、内燃機関を使わず、すべて電気の力で駆動される。
このほとんど音も立てずに疾走するレースカーには、現在F1でも活躍するマクラーレン、ウィリアムズ、ルノーといったレーシングチームの技術やノウハウも注(そそ)ぎ込まれている。

新シリーズに冷ややかな目を向けるF1関係者
このフォーミュラEについて、マクラーレンのジェンソン・バトンは次のように語った。

「レースの途中でクルマを乗り換えるなんて、かなり奇妙だよね」
「でも、うまくいくかもしれないね。すべてのレースは市街地で行われるし、これまで普通のモータースポーツに興味がなかった人たちを魅了するかもしれないよ」
「もし彼らが本当のレースファンじゃなければ、何台かのクルマが電気で走り回るのを見るのはかなり楽しいだろうね」

多分に嫌みを含んだバトンのコメントは、フォーミュラEに対するF1関係者の姿勢を大筋でかいつまんだものだと受け止めていいかもしれない。
だが、新たに始まるフォーミュラEには、F1でもよく知られた名前がかかわっている。

10チームで争われるフォーミュラEだが、そのドライバーリストには多くの元F1ドライバーの名前がある。
今回オーナードライバーとして登場するヤルノ・トゥルーリをはじめ、ニック・ハイドフェルド、ハイメ・アルグエルスアリ、ブルーノ・セナ、などなどだ。
ギリギリまでドライバーが決まっていなかったアメリカのアンドレッティ・オートスポーツからは今季ロータスのリザーブドライバーを務めるシャルル・ピックが開幕戦に出走することも決まっている。
もちろん、日本のファンにとっては佐藤琢磨がかつて共にF1を戦った鈴木亜久里のアムリン・アグリから開幕戦に出走することも楽しみのひとつであることは間違いないだろう。

マシンを比較しても意味がないと元F1ドライバー
そんな中、やはりフォーミュラEに出走する元F1ドライバーであるセバスチャン・ブエミは、F1カーとフォーミュラEのクルマを比較しても意味がないとオーストリアの『APA通信』に次のように語っている。

「フォーミュラEはまったく違うものなんだ」
「(フォーミュラEは)パワーがかなり小さいというだけでなく、グリップもすごく低いしね」

F1関係者の中には、4年連続F1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテル(レッドブル)をはじめ、フォーミュラEに対してばかにしたような目を向ける者も少なくないようだがとドイツの『Welt(ヴェルト)』紙から質問を受けたアガグは、次のように答えた。

「肝心なことは、トップドライバーたちが勝利を目指して戦うということなんだ。私からすれば、すでにこれは純粋なモータースポーツだと言える資格があると思っているよ」

そればかりではない。フォーミュラEはすでに堅実な歩みをスタートさせている。
アウディやルノーといった世界的自動車メーカーも関与していることに加え、レース開催地もアジア、アメリカ大陸、そしてヨーロッパまで網羅されているのだ。

フォーミュラEとF1は目指す方向が違う
フォーミュラEは、最終的には世界最高峰のモータースポーツであるF1にとってかわる存在となることを目指しているのだろうか?
しかし、アガグは次のように答えた。

「そうすることは誤った取り組み方だと思う」
「我々はF1を補完するようなシリーズを目指しているんだ。F1よりもいいとか悪いとか、そんなことは問題ではないんだ」
「我々をF1と争わせるようなことは公平じゃないよ」とアガグは付け加えた。

だが、今季からV6ターボエンジンによる新たな時代を迎えたF1では、これまでよりも小さなエンジン音しか発生しないことなどへの批判を受けたことなどもあり、関係者の間でもこの先F1がどういう方向性を目指すべきかという意思統一が取れておらず、混迷の状況を迎えている。
一方で、フォーミュラEの将来に向けたビジョンは明確であり、近代的でもある。

「我々は環境に優しいし、レースを行う都市に適した継続的なアプローチをすることができるという面を持っている」
「我々は燃料を消費しないし、人々も何時間もかけて郊外のサーキットへ向かう必要もないんだ」

F1とは観客へのアプローチの仕方も違う
さらに、F1では現在テレビの視聴率も下がり、観客席のファンの数も減ってきているという状況を迎えているが、アガグはフォーミュラEでは同じような問題に直面することはないだろうと次のように続けた。

「それに関しては自信を持っているよ」
「我々のアプローチはF1とは違うからね。例えば、我々は非常にソーシャルメディアに依存している。インターネットがフォーミュラEの心臓だと言ってもいいくらいだ」

アガグはさらに続けた。

「ファンがインターネットを通じて投票することにより、お気に入りのドライバーがレースではさらに50馬力出力を上げることもできるんだ。それは素晴らしいショーになるはずだ」
「それに、フォーミュラEのレースを見るために必ずしもチケットを買う必要はないということも理解してもらわないとね。我々は大きなビデオスクリーンを用意するし、それでレースを見ることもできるんだ」

13日(土)に開幕戦を控えたアガグは、最後に次のように付け加えた。

「北京のオリンピック公園には毎日50万人が訪れる。だから、そのうちの大勢のひとたちが我々のレースを見ようとしてくれればさらにいいだろうね」

TOP NEWSから

※とあるツイッター情報では、フォーミュラE開幕戦のチケットは完売とも!

    
    

今夜の報道ステーション

フォーミュラE 報道ステーション

9月12日の報ステ【スポーツ】
「あす“電気自動車のF1”といわれる『フォーミュラE』が開幕する。果たしてどんなレースになるのか」とある。

メインキャスターの古舘伊知郎氏
その昔、F1の実況では楽しませて頂いた...
EVレースのフォーミュラE、何かキャッチフレーズをお願いしたいものです。

    
    

フォーミュラE開幕戦、金曜日にフリー走行を!

フォーミュラE開幕戦、「リスク回避」のため金曜日にも短時間の走行実施へ
フォーミュラE

13日に中国・北京で開幕するフォーミュラEだが、開幕前日の12日にも短時間の走行セッションが設けられることが分かった。

フォーミュラEは、今年からスタートする電動フォーミュラカーによる新シリーズ。
全10戦ともに公道レースとして開催されるほか、テスト走行、予選、決勝がすべて土曜日に行われるワンデー開催となっている。

ただ、シリーズの幕開けとなる13日の開幕戦北京に向けて、12日の現地時間15時30分より、20分間のテストセッションが設けられることになった。
各ドライバーは、レースで使用する2台のマシンで5周を走行することができるという。

「今回が我々にとっての初レースとなる。そのため、チームにはどんなトラブルも解決しておいて欲しいんだ」とシリーズのスポークスマンは語る。

「ワンデイのイベントだから、最初のプラクティスでトラブルに見舞われた者が、そこで実質的に週末を終えてしまうようなリスクを負いたくないんだ」

オートスポーツweb

    
    

2人の女性トップレーサー【フォーミュラE】

キャサリン・レッグ(アムリンアグリ)とミケーラ・セルッティ(トゥルーリ)
キャサリン・レッグ&ミケーラ・セルッティ

FIAフォーミュラEチャンピオンシップは今週末、北京でその最初のレースが始まります。
中国の象徴的な「鳥の巣」オリンピック・スタジアムの周辺に位置するストリートサーキットのグリッド上に並ぶ2人の女性レーサーが注目を浴びている。
アムリンアグリのキャサリン・レッグとトゥルーリのミケーラ・セルッティである。

モータースポーツ委員会:ミシェル・ムートン
(FIAの女性プレジデント)
これは魅力的な新シリーズであり、私は非常に最初のレースの結果を楽しみにしています。
車やコースは全てのドライバーにとって初めてになります。
また、誰がフォーマットと技術を最良に管理するのか興味深いものになるでしょう。
当然のことながら、私たちはミケーラとキャサリンを望みます。

    
    

FOX、鈴木亜久里&脇阪寿一

FOX、フォーミュラE放送決定。
亜久里&寿一が解説
鈴木亜久里

BS放送のFOXスポーツ&エンターテイメントは、いよいよ開幕を迎えるフォーミュラEの全戦放送を行うと発表した。
開幕戦の放送には、鈴木亜久里さんや脇阪寿一がゲスト解説として登場する。

今年からスタートする電動フォーミュラカーによる新シリーズ、フォーミュラE。
いよいよ9月13日(土)に北京で開幕戦を迎えるが、この新シリーズの模様がFOXスポーツ&エンターテイメントでも全戦放送されることになった。

FOXスポーツ&エンターテイメントでは、生中継ではないものの、レースをフルで放送するほか、予選のダイジェストやレース後のドライバーへのインタビューなども交えて、豪華ゲストとともに各レースの見どころ&魅力を2時間に凝縮してお届けする。

開幕戦北京の模様は9月16日(火)の21時~23時にオンエア。
開幕戦のゲスト解説には、アムリン・アグリ・フォーミュラEのエグゼクティブ・チェアマンを務める鈴木亜久里さん、現在はスーパーGT500クラスで活躍している脇阪寿一、そしてモータースポーツジャーナリストの高橋二郎さんの3人が登場。
エグゼクティブ・チェアマンとして現地に赴いた亜久里さんが何を語るのか、そして現役トップドライバーの寿一がどのようにフォーミュラEを解説するのかなど、モータースポーツファンとしてはぜひチェックしておきたいところだ。

また、FOXスポーツ&エンターテイメントでは、開幕戦が行われる13日の午前10時からは、ドライバーや関係者へのインタビューなどを交えながらフォーミュラEの見どころを紹介する1時間のプレビュー番組も放送される予定となっている。

加えて、BSのナショナルジオグラフィックチャンネルでは、16日の18時55分からは『フォーミュラE~舞台裏に迫る』と題した特別番組を放送。
新シリーズ開幕に向けて奮闘するフォーミュラEのスタッフに密着し、技術的な課題はもちろん、政治的、金銭的困難を克服していく、シリーズ開幕前の舞台裏を追った番組となっている。

オートスポーツweb

    
    

フォーミュラ E~舞台裏に迫る

ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルは、FIAフォーミュラE選手権の試行錯誤に満ちた舞台裏の独占ドキュメンタリーを約1年をかけて45分の作品を制作放送した。
ナショナルジオグラフィックチャンネル-フォーミュラE-

「フォーミュラ E~舞台裏に迫る」
全編動画がアップされてますのでチェックしてみては!

【動画】

    
    

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