F1キャリアが終わった時にはフォーミュラEや世界耐久選手権(WEC)での未来もあり得るとフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)が認めている。(ESPN F1)
マッサは現在のグリッドでジェンソン・バトン(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(同)、キミ・ライコネン(フェラーリ)に次ぐキャリアを誇り、これまでに過ごした13シーズン221レースで11勝を挙げてきた。
ウィリアムズとの間には2016年まで契約を延長するオプションがあるマッサだが、すでにF1を引退した後のことを思い描いている。
フォーミュラE参戦の可能性について聞かれた
マッサは「もしかしたらね」と答えた。「今のところ僕には考えることがたくさんある。もしかしたらその後で、フォーミュラEやWECでいくつかの選択肢があるかもね。すごくいいチャンピオンシップだと思うし、F1に次ぐベストカーじゃないかな。だから、それを最初にやることに他より興味を持つかもしれない。分からないけれど、(F1を)やめると決めたときにはそのことについて考える時間があるだろう」
マッサと同じくブラジル出身のネルソン・ピケJr.がフォーミュラEの初代チャンピオンに輝き、ブルーノ・セナも初年度に参戦していた。
マッサは同郷の2人とフォーミュラEについて話したことがあるという。「ああ、彼らと話をしたし、2人はこの選手権に満足しているよ。F1にいないときにも、一つの選択肢になりえると思う。2つが同じレベルだとは思っていない。F1はF1であって、その後で一つの機会になり得るってこと」
2016年もウィリアムズに残留するかについては、マッサはこう応じた。
「多分ね。ここに残らない理由がない。このチームと一緒に仕事をするのが本当に好きだし、チームは僕にすごく敬意を示してくれている。リラックスしているし、いくつかいいリザルトも手にしてきたから、何かを変える意味がないよ。来年もオプションがあるけれど、それを有効にしない手はないね」
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