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片山右京「フォーミュラE」第5戦のみどころを語る

F1と同じFIA(国際自動車連盟)管轄による、これまでになかった電気自動車によるフォーミュラカーレース「FIAフォーミュラE選手権」。
3月14日(土)に迫った第5戦を前に、フォーミュラE中継で解説を担当している元F1ドライバーの片山右京氏が、見どころ、及びレース予想などを語った。
片山右京

9月13日、中国・北京で記念すべき開幕戦が開催されて以来、世界各地で行われ、電気エネルギーのペース配分が勝敗を分ける高い戦略性と、全コース市街地レースならではの激しいバトルやクラッシュなど、スリリングなバトルが展開されてきた「FIAフォーミュラE選手権」。
さらに、レース前のファン投票で上位3位に入ったドライバーに与えられる一時的なパワーアップシステム=ファンブーストもフォーミュラEの大きな魅力の一つで、上手く活用すれば大逆転も可能な、まさにフォーミュラEならではの新しいシステムとして注目を集めている。

そんな新たな魅力満載のフォーミュラEは、開幕から4戦を終え、いよいよ中盤戦に突入。
今後、どのようなレースが展開され、どのチーム・ドライバーがチャンピオンシップ争いに絡んでくるのか。
そこで、フォーミュラE中継で解説を担当している元F1ドライバーの片山右京氏が、前回、第4戦のブエノスアイレス大会の結果分析し、3月14日(土)に迫った第5戦の見どころ、及びレース予想などを語った。

(第4戦を振り返り)これまでのレースの中で最も順位変動が目まぐるしいレースでしたね?
トップが次々と入れ替わるので、解説してる方は何が起きたか忘れてしまうほどでしたね。(笑)

その中でアムリン アグリのアントニオ・ダ・コスタ選手が優勝しました。
勝因はズバリどこでしょうか?

ゴールまで「たどり着いた……」ということですね。(笑)
2位のニコラス・プロスト選手(e.ダムス ルノー)も激しいバトルの中でもアクシデントを避けゴールしたし、ダ・コスタ選手に関しても同じように誰よりも手堅いレースをしたという点ではないでしょうか。

この一戦から、今後勝つための「戦略」も変わってくるのでしょうか?
そうですね。
セッティングやバッテリーの使い方などの特性は各チームが大分、分かってきていると思うので、その他に気温などからくるパフォーマンスの違い、シケインなど縁石の使い方が重要になってくる。
つまり、機体を改良するよりも、走り方や戦略で差をつけなければならない。
トップを走っていても一瞬のミスで、優勝はおろかチャンピオンシップも失うかもしれないのでより気をつけなければいけない。
今後は、ドライバーもますます、戦法・メンタルコントロールが重要ですね。

3戦目も、4戦目もシケイン縁石に乗り上げるということでトラブルに繋がっていますよね?
ストローク中にハイインパクトを与えると、一発でサスペンションが折れてしまいますね。
クラッシュの際に、モノコックなどで守ってくれるのはわかるんだけど、レース結果に影響を与えますからね。
ある部分は攻め切れないというか、守らなければならなくなりますよね。

第5戦は、マイアミに舞台を移しますが、コース図を見てどう思いますか?
昔からアメリカのレースには90度といった直角のコーナーが多いんですが、マイアミも似たようなコースレイアウトです。
大きな特徴は、ロングストレートがあり、オーバーテイクはできるのですが、コーナーが8つしかない。
その部分では、ドライバーが仮にミスをしてもロスタイムが少ない。
逆にいうと、タイムがものすごく接近すると思うので、小さなミスでも予選のグリットポジションを落としてしまうし、本来速いマシンでも、ドライバーのミスで後方に沈んでしまう。
その影響で、ドライバーがストレスを感じたり、ジレンマが生じたりと、バトルが激しくなるでしょうね。
昔からロングビーチのコースは、どこも90度が多いですからね。
そういったコーナーがあるサーキットは、セッティングよりもドライバーのセンスが試され、中速コーナーを高速コーナーのように走ることもできれば、低速コーナーにしてしまうのもドライバーの技量次第なんです。
90度コーナーというのは意外と奥が深いんですよね。
立ち上がり突っ込み過ぎて少しでもブレーキングが乱れて出口が遅くなれば、その後に続くロングストレートで順位を落としてしまう、だから、我慢しなければならない直角コーナーもあれば、タイムを稼ぐように頑張って攻めなければならない直角コーナーもあるので、同じ90度でも違いがあります。
なおかつ市街地にある直角コーナーは、ほぼブラインドなので勇気も試される。
このように一言で言っても「直角コーナーは面白い」んですよ。

フォーミュラEのように後ろの方が重い車体だからこそ、直角コーナーが難しかったりするんでしょうか?
フォーミュラEの場合は車体重量が896キロと重いので当然影響はありますよね。
その重さがタイヤのグリップを越えた後、慣性がかかってからが勝負のような状態になるので、それをセッティングによって、抑え込んでオーバーが出ないようにするのか、曲がりやすくするのか、ドライバーとチームが90度のコーナーに合わせたセッティングを決められるかにかかってきます。
まさに、チーム力や、ドライバーの力量が試されますね。

次回が5戦目ということでいよいよ後半戦に入りますが、(4戦目終了時からの)この1か月はどのような対応をしているのですか?
データの見直しなど、各チームブラッシュアップできると思うんですけども、ドライバーはレースを連続で続けた方が、車の感触が残るので本来なら空かない方がいいとは思います。
しかし、休み明けにどんなチームやドライバーがレースを見直して組み立ててくるかっていうところではかなり興味がありますよね。
第5戦は、コーナーが狭いので、戦いとしてはレースマネージメントしやすいと思うんですが、フォーミュラEの場合はセーフティカーが入って、エネルギーがセーブされた途端に、セーブされた分の余力が全てバトルに注がれるので、レースが予想以上にヒートアップして全く予測がつかないですよね。

ここまで、前半4試合が終了しました。改めてフォーミュラEの面白さを教えていただけますか?
最初は、世界中が注目する未来の大きなテーマでもある「エコ」という環境にやさしいことが開発のテーマだったと思うんです。
その中で、バッテリーのエネルギースケジュールが重要視されていたので、耐久力が求められるスローペースの「我慢のレース」だと予想していたんです。
しかし、ふたを開けてみれば、開幕戦から激しいバトルで大きなアクシデントもあったり。
さらに、第4戦のように、セーフティーカーが入ってエネルギーが余った途端に、ゴングが鳴ったかのようなとんでもない激しいバトルが起きるという…
他のカテゴリーでもない、制御不能な激しいレースとしては、NO.1じゃないですかね。

「セーフティカー」も1つの見どころになりますね?
世界中でTVを見ている人が、あっ! セーフティカー入った。さあエネルギーが余った。いよいよ始まるぞ! っていうのが、分かってますからね。
レースに2つの顔があって、面白いですよね。
1つは、レース前半のエネルギーを上手に使って走らなければならない高度なレースと、もう1つは、まるでモータースポーツの原点のような、ドライバーのプライドを賭けた「とにかく勝つんだ」という意地と意地のぶつかり合いといった激しいレース。
「セーフティカー」によって、フォーミュラEの新しい特徴が見えましたね。

初優勝したアムリン アグリのダ・コスタ選手、予選から比べて、タイムが上がってきたと思うんですが、今後アムリン アグリの逆襲的なことは期待できるのでしょうか?
アムリン アグリ自体、開幕戦は、他のチームに比べて「テストの量」が明らかに少なかった。
しかし、3、4戦目になってデータも取れてきて、乱戦に強いダ・コスタ選手の力もあって、優勝がまぐれとは言われないくらいの力がチームについてきた。
でもそれ以上に亜久里さんは運がイイので、やっぱり持ってるのかしれないですね(笑)

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